祖父母が法定相続人になる事例

両親が若くして亡くなった場合など、まれに祖父母が相続人となる場合があります。先日の相談で、両親が既に亡くなっている 3兄弟の長男(40代)が亡くなり、その次男・3男の方が相談に来られました。ご長男は結婚し奥さんはいました…

固定資産税評価額を見間違え、危うく相続税申告が期限遅れに!

相談時に持参していただく、市町村役場から送られてくる固定資産税の納付書に付帯している課税明細ですが、固定資産税評価額を課税標準額と見間違えている方がたまにお見えになります。 先日も、相続手続きの相談ということで来社された…

相続放棄 〜 少しでも相続財産を受け取った場合は無効!

相続の仕事をしていると、平日より土日休みにご相談を受けることが多いのですが、本日は相続放棄の相談が重なりました。 相続放棄は借金がある場合などに、被相続人が亡くなった日から(相続の開始があったことを知った時から)3か月以…

相続後の金融資産運用 ~ NISAの注意点 ②

前回の注意点①では、株の譲渡損が出た場合の NISA口座のデメリットを説明しました。 今回は、NISAを利用して株を購入したが配当金に課税されてしまった例について解説します。 相続が終了したあとの資産運用に興味があると言…

20年以上前の祖父の相続手続き相談

20年以上前に亡くなった祖父の相続財産のことで相談を受けました。相談に来られたのは、お孫さん。祖父が亡くなった時に、その長女であった母が亡くなっていたため、そのお孫さんは代襲相続人でありました。そして、祖父の相続人は母と…

マンションの固定資産税課税明細の評価額の見方

毎年 4月から 5月に、皆さんが所有している不動産の固定資産税納付書が役所から送られてきます。そして、一緒に添付されている固定資産税の課税明細に、不動産の住所・面積・不動産評価額などが記載されています。 身近に評価額など…

相続後の金融資産運用 ~ NISAの注意点 ①

相続した現預金について、証券会社・銀行などから株式や投資信託などの提案を受けたり、NISA口座開設を進められることも多いのではないかと思います。おそらく、メリットはよく聞かされているかと思いますので、今回はデメリットを説…

未成年者の遺産分割 ~ 余命がない親が書く遺言の効力

相談に来社される方で、遺言を作りたいという方の動機は、将来家族が争わないようにという場合が多いのですが、余命宣告を受けたので急ぎ遺言を書きたいという相談者も、過去に何回かありました。まだ遺言される方が若いと、小さな未成年…

【相続税対策】未成年者への贈与は認められるか?

贈与は、あげます、もらいますという民法で定められた契約行為です。では未成年で,まだ小さな子供への親から、あるいは祖父母からの贈与は成立するのでしょうか? 平成 19年 6月 26日の裁決にもあるように、未成年の子供が贈与…

手間のかかる証券の相続手続き!

証券会社にある株や投資信託の手続きは、意外に厄介です。というのは、預貯金などは遺産分割協議書を作り、戸籍等の必要書類を準備すれば、いきなり解約することが可能です。 一方、証券商品は亡くなった方の名前で、いきなり解約するこ…