20年以上前の祖父の相続手続き相談

2014年07月24日

20年以上前に亡くなった祖父の相続財産のことで相談を受けました。相談に来られたのは、お孫さん。祖父が亡くなった時に、その長女であった母が亡くなっていたため、そのお孫さんは代襲相続人でありました。そして、祖父の相続人は母とその兄弟姉妹含む 5名。

最近になり、祖父の亡くなった時に自分が相続人であった事を知り、不動産などの財産があったのに、相続手続きをしていないのではと思い相談に来られたようです。おじさんたちとも疎遠のようで、直接聞いたりもしていませんでした。

祖父の相続財産は、何か所かの不動産と、預貯金があったのではとのこと。不動産の謄本などいくつか持参されたので、確認したところ祖父が死亡前におじさんたちに名義変更されていました。

預貯金については、どこの銀行と取引していたかがわからないと調べるのがむずかしいし、亡くなってから 10年以上経過しているので、銀行のオンラインデーターからはずれ、睡眠預金となっている可能性が高く、調査をかけたとしてもわからない可能性があるとお答えしました。

相続時点から時間がたつと、調査が難しくなるという相談例でした。