マンションの固定資産税課税明細の評価額の見方

2014年07月16日

毎年 4月から 5月に、皆さんが所有している不動産の固定資産税納付書が役所から送られてきます。そして、一緒に添付されている固定資産税の課税明細に、不動産の住所・面積・不動産評価額などが記載されています。

身近に評価額など所有不動産の概要がわかるので、私どもも初回相談の時に、この固定資産税課税明細をご持参くださいと話しています。ただし、マンションの固定資産税課税明細を見る場合、ご注意ください。

市区町村によっても記載方法が多少違うのですが、土地の場合は多くの場合マンション全体の敷地評価額が記載されている場合が多いです。ですので、ご自身の所有する土地の評価額を計算するには、法務局で全部事項証明書(登記簿謄本)などを別にとり、持分割合を確認して、その割合を掛けないと、正確な評価額がわからないことになるので注意してください。

家屋については、区分所有の部屋ごとの評価・床面積が記載されている場合が多いのではと思います。