【相続増税時期】平成27年1月 ~ の意味勘違い!

最近、相談に来られる方でたまに間違えているのが、平成 27年 1月から始まる相続増税となる時期の意味を勘違いしているケースです。 今日も無料相談に来社されたお客さんが、「今年中に相続税申告をしておかないと、税金をたくさん…

相続と生命保険 ② ~ 争い防止のための間違った生命保険の契約形態

実家と預金を、子供3名で相続する場合の争い防止対策 実家で同居している長男が相続、子供同士の仲があまりよくない、全体の財産に占める不動産評価の割合が高く、預金が少ないというケースで説明します。(もめるケースの典型ですが……

相続と生命保険 ① ~ 生命保険金の非課税枠の誤解

相続税が増税になるということで、関係先が不動産のアパート経営や、生命保険を使った相続対策提案をするケースが増えているようで、当協会で相続手続きをされたお客さんからも、最近相談を受ける機会が増えてきました。 今回は、生命保…

財産評価 ② ~ 個人向け国債

個人向け国債の相続税評価は、相続開始日の中途換金の額で評価する。 中途換金の額 = 額面金額 + 経過利子相当額(税引き前)- 中途換金調整額 中途換金調整額の計算方法 個人向け国債の種類、保有期間、課税時期等により違う…

相続税申告の財産評価 ① ~ 預貯金

普通預金などの定期預金以外の預貯金は、預入している残高が評価額となる。定期預金は、預入残高 + 既経過利子の額。(* 既経過利子とは、相続開始日に解約するとした場合に支払いを受ける利子から源泉所得税を控除した額を言う) …

遺産分割協議書の訂正方法に注意!

遺産分割協議書の記載内容を間違えた場合、二重線で間違った箇所を消し、訂正印を押し、その上に正しい文字を記載するというやり方をしてしまいがちです。 しかし、法的な文書の正しい訂正方法は、訂正箇所を二重線で消し、正しい文字で…

相続された金融資産 ~ 投資信託の乗り換え販売に注意!

最近相続手続きされたお客さんから聞いた話です。「いつも来てくれている銀行の行員さんから投信乗り換えを勧められ、言われた通りにしていたら、いつの間にか元本が大きく目減りした。」 日本経済新聞に「投信、乗り換え販売増」という…

相続後、公正証書遺言書があるかどうかの調査

公正証書遺言書は、生前は遺言作成したご本人しか、その謄本(写し)を公証人役場から取り寄せできません。しかし、相続後は、相続人、受遺者、遺言執行者などの利害関係者であれば、公正証書遺言の謄本を当該公証人役場(公正証書遺言を…

大金を手にした相続人の心理と金融機関からの商品提案

依頼された相続手続き業務の預金手続き終了後、銀行や証券会社から商品提案をされ、投資信託・生命保険に加入したとか、現在提案をされているという話を顧客からお聞きすることがあります。金融機関も、低金利や長引く景気低迷による貸し…

年齢の順になくなるとは限らない ~ 亡くなる順番が変わり争いに!

以前、夫が先に亡くなり、続いて同居の義理の父が亡くなった奥さんから相続相談を受けました。その夫婦には子供が 1名おりました。 相続財産額は、夫の場合少しの預貯金のみでしたが、後で亡くなった義理の父は自宅不動産のほかにも不…