相続と不動産

相続した建物が未登記だった場合の対応と注意点

建物を新築した際には建物の表題登記を申請する義務があります。しかし、未登記の建物は意外と多く存在しています。未登記であっても⽇常的には⽀障がないからといって安心していると後々問題になる場合があります。 今回は、不動産の登…

ケース別相続対策②~相続財産は何かがわからない

相続財産を把握していないと、相続税対策はできない 相続財産として何がカウントされるかわかっていないと、そもそも相続対策が必要かどうかの判断ができません。相続税などは資産家の話とたかをくくっていたら、両親が長年暮らしていた…

分割しずらい不動産。トラブルとならない分け方とは?

相続が開始したとき、最も相続人の間で揉めるのが遺産分割についてだと思います。 相続財産が簡単に分割できるものばかりであればよいのですが、土地・建物などの分割しづらい財産があると、その分け方をめぐって相続人同士のトラブルの…

相続対策にアパート建設 節税のしくみと意外な落とし穴とは!

比較的ポピュラーな相続税対策として、アパートローンなどの借入金を利用し、未活用の土地の上に、賃貸アパート・マンションを建てるという方法があります。土地とお金を『賃貸物件』に変え、相続時の評価額を下げることで節税につなげる…

山林の相続における困りごと

山林相続ではどんなことに困り、それに対し生前に準備できるのはどのような点でしょうか。まず山林の相続は3つの手続きが必要です。 ①他不動産同様に法務局で名義変更のための相続登記                       …

相続した不動産の登記は義務?

お亡くなりになられた方が残した不動産(建物や土地)の相続登記(名義の変更)はしなくてはいけないのでしょうか?2021年現在では相続登記をしていなかったとしても何も罰則はありません。では、相続登記をせずにそのままにしている…

4月に納付書と一緒に届く固定資産税課税明細書は大事に保管

4月になると、固定資産税の納付書が、各市区町村からその年の1月1日現在の不動産所有者に送付されます。その納付書と共に一緒に固定資産税課税明細書が送られてきます。ここに、評価額とか価格と記載されている数字が、固定資産の評価…

遺産相続でトラブルになりやすいケースと対策

遺産相続時にトラブルが起こる事例 ①遺産の内容に不動産が含まれているケース:相続人の一人が不動産を取得するとなった場合、残りの相続人への代償金の支払い金額をどうするのかで揉める場合があります。また逆に、誰も不動産を取得し…

相続財産を分ける場合の不動産の評価額をどうするか?

いくつかある不動産の評価額 不動産評価額には、大きく分けると①市区町村が決める固定資産税評価 ②国税局が決める路線価評価(相続税評価額) ③国(国土交通省)が決める公示価格 ④不動産鑑定士が決める鑑定価格などがあります。…

相続登記の義務化

現在、相続が発生した場合でも不動産の名義変更をしなければならないということにはなっていません。 しかし、不動産の相続登記をしないことによって、権利関係が複雑になったり、売却や担保設定ができないなどのデメリットがあります。…