相続ワンポイントメモ

相続人が不存在の場合

生涯独身で、子供もいない・親も既に亡くなってしまった・兄弟姉妹はいなくて一人っ子であったという場合、相続人がいない事になります。相続人が不存在の場合、どのような手続きをして最終的に財産は誰に行くのでしょうか。 相続人のあ…

相続分のないことの証明書とは

「相続分のないことの証明書」とは、特別受益の規定を利用して事実上の単独相続を実現させるもので、【特別受益証明書】とも呼ばれます。わかりやすく証明書の内容を説明しますと、「私は被相続人の生前すでに相続分以上の贈与を受けてい…

自筆遺言書が使えない作成内容の事例

せっかく自分で遺言書を作っても、中には実際の手続きで使えないケースもあります。 遺言書が手続きに使えない場合、結局、相続人全員で遺産分割協議書に署名・押印することになります。   不動産の特定ができない場合 自…

相続の基本 相続分とは違う遺留分とは?

遺言で財産を、誰に、どれだけ与えるかは自由です。しかし、全財産を他人に与えるなどということが許されてしまっては、残された家族の生活は困窮してしまいます。そのため民法には、一定の範囲の相続人に、最低限の遺産が確保されるとい…

遺産の分割方法

みなさま、遺産分割にはいくつか方法があることをご存じですか? 遺産分割では、自宅、農地、事業資産といった分割しにくい財産を、いかに公平に分けるかがポイントになります。分割の方法はおもに4つあります。これらを適宜に組み合わ…

相続手続きの専門家

相続が発生した場合、必要となる手続きはたくさんあります。その中でも自分で行うことが難しい場合には、その手続きを専門家に依頼することが多いと思います。どの手続を行う場合に誰に相談したらいいかをご紹介したいと思います。 ①相…

遺言書の検認とは何か?

遺言書が見つかった場合、遺言書の種類によって、その後の進め方が異なります。   公正証書遺言が見つかった場合 すぐに中身を確認して、不動産の名義変更や預金の解約などの手続きを行うことができます。 「検認」は必要…

相続後の所得税の準確定申告とは

【準確定申告】という言葉を聞いたことがあるでしょうか。準確定申告は、相続後の申告期限が決まっています。全ての人に申告が必要なわけではありませんがどのような手続きが必要か知っておくことが大切です。 <準確定申告とは> 被相…

相続発生前の生前対策

相続が発生してしまった後については、相続手続きの話になってしまうため、その手続きに従って進めていくしかありません。例えば、不動産であれば相続人全員で遺産分割協議をしてそれを書面にし、遺産分割協議書に署名・捺印(実印)をし…

相続手続きでポイントとなる期限のあるもの

相続の手続きの中には、法律で期限の決められたものがあります。主要なものは、下記の通りです。 ・相続開始後7日以内⇒死亡届の提出 ・相続開始後3か月以内⇒相続放棄承認 ・相続開始後4か月以内⇒所得税の準確定申告 ・相続開始…