相続と不動産

住宅が建っている場合の固定資産税の軽減

土地には、1月 1日時点での所有者に、毎年固定資産税(1.4%)、都市計画税(0.3%)が課税されます。しかし、土地の上に住宅が建っていると、入居していようがしていまいが、その土地にかかる税が平成 27年度までは軽減され…

不動産の相続登記をしないデメリット!

相続登記をしないで放置していた場合、下記のような問題が発生する場合があるので注意してください  当該相続人がなくなったりすると、だんだんと相続人が増えてきます。そして意思疎通のない相続人同士が増えるため、もめる可能性が高…

相続した実家を売却した場合、譲渡税や解体費がかかる!

不動産を相続した場合に注意したいのは、相続後売却したケースです。 不動産を相続後に売却すると、税金をはじめ諸経費がかかります。そのため、手取り額は時価評価額より大きく減ってしまいます。 まず譲渡の税金(所得税・住民税)が…

戸籍取得の簡素化!「法定相続情報証明制度」

法務省は来年 4月からの予定で「法定相続情報証明制度」を新設すると、10月に発表しました。法定相続情報証明制度とは、どのような制度でしょうか? 現状、相続時の預金解約手続きや、不動産登記手続き、相続税申告時に必要とされる…

遺産分割 ~ 不動産を分割するための4つの方法

相続財産の遺産分割で、もっとも難しいのは不動産ではないでしょうか。 その理由として「① 遺産分割をするための基準となる価額が複数以上ある」「② 相続人によって損得の見方が違う」からです。 ① の不動産価額については、市町…

遺産分割 ① ~ 不動産評価額はどの価格で分割協議するか?

相続の遺産分割でよく迷うのは、不動産を遺産分割協議をする場合に不動産価格をいくらにするかという点です。たとえば預貯金 1,000万ならよいのですが、不動産の場合、一物四価とも言われるように、市区町村が決める固定資産税評価…

農地を相続した場合、農業委員会への届出を忘れずに!

生前に農地を家族や他人に贈与したり売却し、農地のまま所有権移転をする場合、農業委員会(市町村に組織されている)の許可を受ける必要があります。しかし、農地を相続した場合は、法務局にて所有権移転の登記手続きをする必要がありま…

不動産の「登記識別情報通知」とは?

「登記識別情報通知」とは、いわゆる権利証(登記済証)に代わるもので、大変重要なものです。権利登記をした際に、登記権利者に発行されるおよそ A4サイズ 1枚に、目隠しシールが貼ってあります。 その中身は、数字・ローマ字等を…

H28年税制改正 ~ 相続した実家の売却・譲渡所得の 3,000万控除!

昨年、平成 27年の税制改正で、放置された空き家に対して、市町村役場から撤去勧告を受けたりすると、住宅が建っていても固定資産税の軽減がなくなり、最大 6倍に固定資産税がアップするという改正(増税)がなされました。 それに…

賃貸経営 ~ 借金して物件投資しないと相続税は減らないという誤解?

相続税の基礎控除が下がった関係で、ハウスメーカーなどが遊休土地をお持ちの方に積極的にアパート経営を提案しています。当協会で相続手続をされたお客さんからも、ハウスメーカーから提案されたということで、客観的な意見を聞きに相談…