遺産分割協議中に相続人が死亡した場合の相続はどうなるか?

1つ目の相続開始後、遺産分割が完了する前に相続人の1人が死亡し、2つ目の相続が始まった場合のことを数次相続といいます。死亡した相続人に配偶者・子がいる場合には、1つめの相続の相続人は配偶者と子が新たな相続人となります。と…

相続対策に生命保険を 活用していますか

生命保険を上手く活用すると、相続対策の3つのポイントに対応できます。 円満な遺産分割 生命保険は、契約時に死亡保険金の受取人を指定することで、残したい人に遺産を残せます。なぜなら受取人が指定されると、死亡保険金は受取人固…

遺言書にはどんな内容が書けるの?

遺言書には、基本的に何を書いてもかまいません。ただし、書くことで法的拘束力を持つ内容については限定されています。また、自筆証書遺言で書き方に誤りがあった場合には、民法に定められたルールにより無効になることがあるので注意が…

相続人は誰になるか? ~その順位、「子」の扱いについて

相続が発生したら相続人を決定しなけれがいけません。では、相続人は誰になるのでしょうか。相続人となれる順位については下記の表をご確認ください。 配偶者 常に相続人(順位なし) 親(血族) 血族:同じ祖先から出て、血統の続い…

お盆を迎え、家族で終活について話してみませんか

お盆が近づいてきました。お墓参りでご先祖様をお迎えし、離れて暮らす家族が集う機会ですね。ご先祖様に手を合わせるとともに、家族で懐かしい思い出を振り返り、将来について話し合う方もいらっしゃることと思います。 『家族の意見が…

相続での不動産取得に不動産取得税はかかりますか?

相続手続を終えたお客さんから、相続で取得した不動産に不動産取得税はかかってきますか?という質問をたまに受けることがあります。 しかし、相続による不動産の取得については、不動産取得税は課税されません。 不動産取得税のかかる…

亡くなった人の口座からお金を下ろした場合は問題になる?

ご家族が亡くなると悲しみに暮れる中、葬儀費用や遅れてやってくる入院費等、大きなお金の出費が重なります。お葬式など色々な手続きに追われていてあまり深く考えず、故人の銀行口座からお金を引き出して使ってしまった。あとから考えた…

保有していた株式の所在が分からない場合の相続手続!?

相続が発生し、いざ手続きを行おうとする時に、株式がどこの信託銀行、証券会社に預けてあるのか分からないという場合があります。郵便物など資料が残っていればいいのですが、無い場合もあります。「株を持っていたはずだけど資料が見つ…

銀行の相続手続きについて

相続手続きでは、戸籍等を取得し相続人の調査をまず行い相続人を確定します。次に遺産の調査を進めます。プラスの財産はもちろん債務もすべて洗い出し財産目録を作成します。故人の財産を正確に把握することは同居の家族でも容易ではあり…

遺言執行者とその役割

遺言執行者とは 遺言執行者とは、遺言内容を実現するために必要な手続きを執行する人です。遺言執行者を決めていないと、遺言内容の手続きができないわけではありませんが、子どもの認知、相続人の廃除、相続人の排除の取り消し、第3者…