相続財産を分ける場合の不動産の評価額をどうするか?

いくつかある不動産の評価額 不動産評価額には、大きく分けると①市区町村が決める固定資産税評価 ②国税局が決める路線価評価(相続税評価額) ③国(国土交通省)が決める公示価格 ④不動産鑑定士が決める鑑定価格などがあります。…

相続税申告・相続人の確定申告が必要となるケースは?

相続税申告が必要なケース 相続や遺贈によって取得した相続財産が基礎控除額を超える場合には、その超える部分に対し、相続税が課税されます。なお、基礎控除額は、3,000万円+法定相続人数×600万円です。相続財産は以下のよう…

土地を生前贈与する場合に検討すべきポイント

様々な理由で生前に不動産を贈与したいと思われる方は多いと思います。例えばお子様やお孫さんがマイホームを建てるために土地を贈与したい、相続税が掛かるから今のうちに贈与しておきたい。 しかし、生前に不動産を贈与する場合検討し…

遺言書の保管場所に注意!

皆さんは遺言書の保管場所というと、どこをイメージされますでしょうか。通帳などの重要書類と一緒にまとめて保管されている事もありますし、自宅の金庫の中、タンスの中、ファイルの中、仏壇の中、机の引き出しの中、銀行の貸金庫の中・…

相続税申告~10か月期限と気づかない申告漏れが増えています!

相続税が非課税となる基礎控除額は、3000万+600万×法定相続人の数 となっています。父親が亡くなり、法定相続人が母と一人っ子の息子の場合、法定相続人は2名となり4200万となるので相続財産が4200万を超えてしまう場…

相続税申告で漏れやすい!? ネットバンキング取引

ネットバンキング取引の確認は相続後に困難 最近では、ネットバンキングを利用される方が増えてきました。店頭取引よりも金利や手数料が優遇されていたり、取引の履歴や証明書の発行なども簡単にできたりと利用するメリットはたくさん挙…

生前にしておくべき預貯金の整理

生前対策と聞くと「財産が少ない我が家には関係ない」、「遺言とか贈与とかなんか大変そう」と言って対策をしていない方が大勢いらっしゃいます。しかし生前に行っておくべき相続の対策は争いや節税だけではありません。今回は手軽に始め…

相続人が海外に在住しているときの相続手続

相続人の方が海外に在住しているということも多くあると思います。本来であれば、相続手続きを行うのに、遺産分割協議書を作成する際には相続人の自署・押印、印鑑証明が必要になります。ですが、相続人が海外へ在住している場合には、印…

遺産分割協議後に、新たに発生した財産は?

 遺産分割協議後に、新たな財産が発生した場合? 遺産分割協議書は、遺産をどう分けるかを相続人間で協議し、合意した内容を明らかにする書面です。誰がどの財産をどれだけ相続するかということが書かれています。しかし、分割協議をし…

相続放棄「したつもり」にご注意を!

相続放棄・単純承認・限定承認とは? 相続放棄…プラスの財産もマイナスの財産もどちらも引き継がないこと 単純承認…プラスの財産とマイナスの財産の両方を引き継ぐこと 限定承認…プラスの財産の範囲内でマイナスの財産を引継ぐこと…