相続登記

相続した建物が未登記だった場合の対応と注意点

建物を新築した際には建物の表題登記を申請する義務があります。しかし、未登記の建物は意外と多く存在しています。未登記であっても⽇常的には⽀障がないからといって安心していると後々問題になる場合があります。 今回は、不動産の登…

分割しずらい不動産。トラブルとならない分け方とは?

相続が開始したとき、最も相続人の間で揉めるのが遺産分割についてだと思います。 相続財産が簡単に分割できるものばかりであればよいのですが、土地・建物などの分割しづらい財産があると、その分け方をめぐって相続人同士のトラブルの…

先祖名義のままの不動産に登記義務化の法改正 ! 

数代前の相続は相続人が数十人いることも・・・! 祖父母や曾祖父母、その前のご先祖の名義のままの不動産があると、この不動産も遺産分割の対象となるので、この際どうにかして分割ないし処分をしなければなりません。おそらくは、家系…

相続での不動産取得に不動産取得税はかかりますか?

相続手続を終えたお客さんから、相続で取得した不動産に不動産取得税はかかってきますか?という質問をたまに受けることがあります。 しかし、相続による不動産の取得については、不動産取得税は課税されません。 不動産取得税のかかる…

相続した不動産の登記は義務?

お亡くなりになられた方が残した不動産(建物や土地)の相続登記(名義の変更)はしなくてはいけないのでしょうか?2021年現在では相続登記をしていなかったとしても何も罰則はありません。では、相続登記をせずにそのままにしている…

相続登記の義務化

現在、相続が発生した場合でも不動産の名義変更をしなければならないということにはなっていません。 しかし、不動産の相続登記をしないことによって、権利関係が複雑になったり、売却や担保設定ができないなどのデメリットがあります。…

配偶者居住権の登記

令和2年4月1日に施行された法律によって配偶者居住権の登記ができるようになりました。 配偶者居住権の登記を申請する場合には、配偶者居住権の権利者と不動産の所有権登記名義人との共同申請によって登記を申請する必要があります。…

農地の相続 ~農業委員会の許可

農地を名義変更するときに農業委員会の許可などが必要となる場合があります。この許可は売買や贈与などで名義変更をするときに必要となるのですが、相続の時には農地であっても農業委員会の許可などは必要となりません。 但し、遺言書が…

放置された相続登記

ごくごくたまに、大正や昭和初期に発生した相続(旧民法時代)の名義変更がされていない場合があります。この場合、旧民法の適用があり、その後現行法の相続の適用となるため手続き上非常に複雑になる場合が多いです。相続登記をせずに放…

相続登記の本人申請

相続登記を自分でやりたいけどできますか?というお問い合わせをいただくことがたまにあります。相続登記を自分ですることが可能かどうかですが、結論は可能です。 相続登記は管轄の法務局に申請書・添付書類を提出し、登録免許税を納付…