【死亡保険金を兄弟で分けたい方必見】受取人が兄弟でも遺産分割できる?

- 相続と生命保険
2025.04.19
- 生命保険
- 死亡保険金
親の死亡により支払われる生命保険金。兄弟みんなで公平に分けたいと考えても、「本当に分けられるのか?」「そもそも遺産になるのか?」と不安になりますよね。
この記事では、死亡保険金の基本的な考え方や、兄弟で円満に分け合うために知っておくべきポイントを解説します。
目次
死亡保険金と相続財産の違い
受取人が指定されている場合
死亡保険金は、契約で指定された受取人の固有財産となり、原則として遺産分割の対象外です。
受取人が「相続人全員」となっている場合
受取人に「相続人全員」と指定されている場合は、それぞれの法定相続分に応じて分配されます。
兄弟で死亡保険金を分ける方法
① 話し合いによる任意分配
受取人が保険金を受け取ったあと、兄弟間で合意して任意に分配する方法です。口約束だけでなく、書面で取り決めを残すことをおすすめします。
② 遺産分割協議書に記載する
兄弟間で「保険金も遺産の一部とみなす」ことに合意した場合は、遺産分割協議書に明記して正式に取り決めます。
死亡保険金を兄弟でトラブル防止のためにできること
保険契約内容を正確に確認する
まずは、保険証券や保険会社に問い合わせて受取人の設定を正確に把握しましょう。
事前に兄弟間でしっかり話し合う
後になって「そんなつもりじゃなかった」ということがないよう、早い段階で話し合いをしておくことが重要です。
書面化して記録を残す
合意内容は書面に残すことで、将来の誤解や争いを防ぎます。
必要に応じて専門家に相談する
税金の問題や手続きに不安がある場合は、相続専門家に相談することでリスクを軽減できます。
まとめ|死亡保険金を兄弟で分けたいなら早めの相談を
死亡保険金は基本的には受取人のものですが、兄弟で公平に分けたい場合には適切な対応が求められます。
トラブルを防ぎ、円満に分割するためにも、専門家への相談はとても重要です。
当協会では、死亡保険金に関するご相談や遺産分割のお手伝いを承っております。
ぜひお気軽にご相談ください!
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