4月に納付書と一緒に届く固定資産税課税明細書は大事に保管

- 相続と不動産
2025.04.19
- 固定資産税
4月に届く固定資産税の納付書や課税明細書。ただ支払うだけでなく、内容をしっかり確認しないと損をする可能性も。本記事では、固定資産税の仕組みと、納付時に注意すべきポイントについてわかりやすく解説します。
目次
固定資産税はなぜ4月から納付が始まるのか
固定資産税は、1月1日時点で土地や建物を所有している人に対して課税される税金です。しかし、課税額の決定には一定の時間がかかるため、実際の納付書発送は4月頃になります。自治体によって多少の前後はありますが、春に届くのが一般的です。
4月に届く納付書と課税明細書で確認すべきポイント
課税内容に誤りがないかチェック
納付書には課税金額が、課税明細書には各土地・建物ごとの評価額が記載されています。誤りがある場合は、支払い前に市区町村へ問い合わせましょう。
納付方法を確認する
一括納付だけでなく、年4回に分けた分納が可能な場合もあります。また、口座振替を利用すれば払い忘れのリスクも防げます。
課税内容に納得できないときの対応
異議申し立てや審査請求ができる
課税明細書の内容に納得がいかない場合、異議申し立てや審査請求を行うことが可能です。ただし、申し立てには期限があるため注意しましょう。
固定資産税と相続の関係
不動産の所有者が亡くなった場合、相続人が固定資産税の納付義務を引き継ぎます。名義変更手続きを行い、納税通知書が相続人宛に届くようにしておく必要があります。
まとめ
固定資産税の納付書と課税明細書が届いたら、金額だけでなく内容も必ず確認しましょう。納得できない点がある場合は早めに対応することが重要です。不安や疑問がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。
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