相続とは、「人が死亡したとき に その人が所有していた不動産や預貯金など財産 上の
権利・義務 を 包括的 に 配偶者や子供、兄弟姉妹など家族関係にある者 が
受け継ぐ」 事を言います。
そんな事知ってます!と言われそうですが…、
ここでは初めて相続について考えてみるという方に
① 相続はいつ始まるの? ② 相続する財産とは何?? ③ 相続する、 しないは選べるの?
④ 誰が相続するの? ⑤ どのように受け継ぐの?
という順で、基本的なルール、必要な手続きについて少しずつお話をしてみたいと思います。
まずは、① 相続はいつ始まるの? です。 その答えは 「人が死亡したとき」 から始まるです。
長い治療の末に病死する、ある日突然交通事故で死亡する…どのようにであれ 死亡の事実 が発生すれば、
相続は始まります。死亡の事実 の発生を明らかにするために、死亡届 を市町村役場に提出します。
この 死亡届 の提出が、相続の第1歩となります。
この後、多岐に渡る様々な手続きを粛々と進めていき、
最後に、相続した方々が皆納得して財産を受け継ぐ事ができた時、それが 相続の終わり であると思います。
その様な終わり方ができるよう、今から相続について考えてみませんか。
次回は、② 相続する財産とは何?? 相続の対象となる財産はどんなものがあるか?について、お話します。