- 名義預金
- 相続財産から漏れやすく、税務調査でよく問題になるのは名義預金です。亡くなった親御さんのお金で、子供や孫が知らないうちに、作られていた銀行預金や貯蓄保険などです。
- 貸付金
- 以前ありましたが、相続税申告案件で知人への貸付金が申告間際に発覚したケースがあります。契約書の控えが保管されていないと気づかないこともあるので注意が必要です。
- 株券
- 特に配当が出ていない株だと、配当通知も来ないのでわからない場合があります。
- ゴルフ会員権
- 通帳のない預金
- 意外にわからないのが預金です。証券商品は定期的に残高明細が証券会社から送られてきますが、預金は通帳をなくしてたり、しまいこんだりされていると、銀行からの案内は来ないので注意が必要。相続人の方は、親御さんがどこの銀行と取引しているかなどは、生前によく聞いておくのがよいでしょう。
- ネット証券
- ネット取引はすべてネット上で書類のやりとりがされ、ご本人にしかわかないので、特に注意が必要です。ネット銀行などもあり、同様です。
- 貸金庫の中のもの
- 亡くなった方が持っていた貸金庫は、全ての相続人が所定の書類に署名押印などしないとあけられないので、あけるのが遅れがちになります。申告後にあけたら、金の現物が入っていたなどとならないようにしてください。
相続ブログ
相続税申告 ⑥ ~ 申告漏れがおきやすい財産
2015年11月30日