預貯金・証券の相続手続き

銀行の相続手続きについて

相続手続きでは、戸籍等を取得し相続人の調査をまず行い相続人を確定します。次に遺産の調査を進めます。プラスの財産はもちろん債務もすべて洗い出し財産目録を作成します。故人の財産を正確に把握することは同居の家族でも容易ではあり…

遺言執行者とその役割

遺言執行者とは 遺言執行者とは、遺言内容を実現するために必要な手続きを執行する人です。遺言執行者を決めていないと、遺言内容の手続きができないわけではありませんが、子どもの認知、相続人の廃除、相続人の排除の取り消し、第3者…

相続税申告で漏れやすい!? ネットバンキング取引

ネットバンキング取引の確認は相続後に困難 最近では、ネットバンキングを利用される方が増えてきました。店頭取引よりも金利や手数料が優遇されていたり、取引の履歴や証明書の発行なども簡単にできたりと利用するメリットはたくさん挙…

生前にしておくべき預貯金の整理

生前対策と聞くと「財産が少ない我が家には関係ない」、「遺言とか贈与とかなんか大変そう」と言って対策をしていない方が大勢いらっしゃいます。しかし生前に行っておくべき相続の対策は争いや節税だけではありません。今回は手軽に始め…

相続税申告の上場株式評価及び相続手続き

今回は、相続手続きについてご案内します。 相続時の株式の評価方法 株式は、上場株式、気配相場等のある株式、取引相場のない株式の3種類に分けてそれぞれ評価することになっています。 今回はその中での上場株式の評価方法について…

相続民法改正② 遺産分割前に預貯金の仮払を受けられる

現行制度では、遺産分割が終了するまでの間は、相続人単独では預貯金債権の払い戻しができませんでした。今回の民法改正により、一定限度までの払い戻しが受けられるようになりました。(2019年7月から施行)葬儀費用の支払い、生活…

相続財産に株式がある場合~その分割方法について

株式の相続方法(上場株式の場合) 故人が財産として株式を持っていた場合、基本的には現金化したものではなく、株式の状態で相続することになります。 つまり、被相続人の証券会社の口座から、相続人の証券会社の口座へ、株式の移管を…

預貯金の解約はお早めに!

死亡時に銀行口座が凍結されるのはいつ? 役所に死亡届を出すと、故人の銀行口座は自動的に凍結されるのでしょうか? 自動で凍結されることを懸念して、亡くなる前後に、お葬式代や当面の生活費などを、ATMで50万円(上限)ずつ引…

遺産分割③~遺産分割協議書の作成

遺産の分割方法が決まったら、次はいよいよ遺産分割協議書の作成です。   どのような内容を記載すればよいのでしょうか?   また、決まった形式はあるのでしょうか?     &nbsp…

死亡後の金融機関に対する届け出や公共料金の手続き

亡くなった方の取引していた銀行などの金融機関に行って、届出をする必要があります。また、故人が支払っていた公共料金についても、手続きが必要となります。 同じ家に暮らしていた家族なら、故人がどこの銀行に口座をもっているかなど…