相続対策

遺言書と遺言執行者

遺言執行者とは 公正証書遺言では、必ずと言っていいほどに遺言執行者が指定されていますが、自筆遺言では法律に詳しくない一般の方が書かれているため、遺言執行者を指定していない場合が多くみられます。遺言執行者とは遺言内容を実現…

相続人が困る!!  デジタル遺品の整理のすすめ

若者だけでなく高齢者もパソコンやスマートフォンを日常的に使うことが多くなっている昨今、『デジタル遺品』の問題が注目を集めています。デジタルデータの状態では、被相続人のネット上の金融資産や各種サービスのアカウントなどの存在…

遺言書にはどんな内容が書けるの?

遺言書には、基本的に何を書いてもかまいません。ただし、書くことで法的拘束力を持つ内容については限定されています。また、自筆証書遺言で書き方に誤りがあった場合には、民法に定められたルールにより無効になることがあるので注意が…

お盆を迎え、家族で終活について話してみませんか

お盆が近づいてきました。お墓参りでご先祖様をお迎えし、離れて暮らす家族が集う機会ですね。ご先祖様に手を合わせるとともに、家族で懐かしい思い出を振り返り、将来について話し合う方もいらっしゃることと思います。 『家族の意見が…

後悔しない贈与のやり方

相続対策で身近で取り組みやすいものに贈与があります。しかし、よく検討しないまま贈与をしてしまうと後々後悔してしまうかもしれません。このようにならないように贈与を始める前によく検討することをオススメします。 必要以上の贈与…

遺言書はいつ書くの?

遺言書作成を検討しはじめるのは高齢になってからという方が多いように感じます。民法では満15歳以上になれば遺言を書くことが可能なのですが、あまり若い時から遺言書の作成を検討する人は少ないのではないでしょうか。若いときは死の…

遺産相続でトラブルになりやすいケースと対策

遺産相続時にトラブルが起こる事例 ①遺産の内容に不動産が含まれているケース:相続人の一人が不動産を取得するとなった場合、残りの相続人への代償金の支払い金額をどうするのかで揉める場合があります。また逆に、誰も不動産を取得し…

相続税申告で漏れやすい!? ネットバンキング取引

ネットバンキング取引の確認は相続後に困難 最近では、ネットバンキングを利用される方が増えてきました。店頭取引よりも金利や手数料が優遇されていたり、取引の履歴や証明書の発行なども簡単にできたりと利用するメリットはたくさん挙…

生前にしておくべき預貯金の整理

生前対策と聞くと「財産が少ない我が家には関係ない」、「遺言とか贈与とかなんか大変そう」と言って対策をしていない方が大勢いらっしゃいます。しかし生前に行っておくべき相続の対策は争いや節税だけではありません。今回は手軽に始め…

相続時精算課税の制度について

相続時精算課税の制度とは? 原則として60歳以上の父母又は祖父母から、20歳以上の子又は孫に対し、財産を贈与した場合において選択できる贈与税の制度です。 贈与者は贈与をした年の1月1日において60歳以上の父母又は祖父母、…