現在、相続が発生した場合でも不動産の名義変更をしなければならないということにはなっていません。
しかし、不動産の相続登記をしないことによって、権利関係が複雑になったり、売却や担保設定ができないなどのデメリットがあります。
また、相続登記を放置することによって空き家問題が生じているなどの背景があります。
そのため、相続登記を義務化するという法改正がされようとしています。早ければ今年中に国会で法案が提出されるかもしれません。
相続登記が義務化される前でも、相続発生後落ち着いたら相続登記をするように進めておいた方がいいと思います。
権利関係が複雑になり、必要以上に時間や費用がかかるということもありますので、お早めに司法書士などの専門家にご相談することがいいでしょう。