相続税の申告をすると、その後に税務調査が入ることがあります。
相続税調査については、「国税局及び税務署で収集した資料情報を基に、申告額が過少であると想定されるものや、申告義務があるにもかかわらず無申告となっていることが想定されるものなどに対して実施」とされています。
つまり、「納めるべき税金よりも少ない申告となっている(あるいは申告をしていない)と思われる人」に対して、調査をしたうえで「ちゃんと払ってくださいね。」と言うわけです。
国税庁のデータによると、申告件数の 3割に対して税務調査が行われ、このうち、およそ 8割が修正申告に至っています。つまり、相続税調査を実施する前に、「過少申告」だということをある程度把握したうえで行っていることがわかります。