米国大統領選挙がトランプ勝利となり、世界経済の先行き不安から本日 11月 9日の市場は大きく動き、株安・ドル安(円高)となっています。当面、リスク資産は不安定な状況が続き、乱高下する状況がしばらく続くのではと思われます。
相続手続き時の証券商品は、相続時と解約時の時価に変動があり、相場の動きによっては大きく下落してしまい、証券商品を相続した方の手取りが少なくなる場合があります。
2年ほど前にも中国経済不安で新興国通貨が暴落し、相続時より解約時の時価が何割か下がってしまった実例がありました。
相続財産に株等のリスク資産がある場合、リスク資産を相続する方は解約手続き時の下落リスクがあることを十分認識しておく必要があります。
そのリスクを相続人 1名だけで負えないとなれば、相続人それぞれが証券会社に受け皿口座を作り、株式は株数毎、投資信託は口数毎の分割、あるいは換価分割にて進めるケースも必要となってきます。