遺産分割協議

遺産分割協議~不動産をどのように分割するか

不動産の分割方法 不動産の分割方法には、下記の4つの方法があります。それぞれメリット・デメリットがありますので よく検討して、進めてください。 ①現物分割 亡くなった方の不動産が複数あれば、A不動産は相続人の○○さんへ、…

遺産分割協議~忘れやすい債権と債務

相続が発生し遺言書がない場合には、相続人全員で遺産の分け方について協議をすることになります。その協議の事を遺産分割協議と言い、遺産分割協議によって話し合いがまとまりそのまとまった内容を書面にしたもの遺産分割協議書と言いま…

相続分のないことの証明書とは

「相続分のないことの証明書」とは、特別受益の規定を利用して事実上の単独相続を実現させるもので、【特別受益証明書】とも呼ばれます。わかりやすく証明書の内容を説明しますと、「私は被相続人の生前すでに相続分以上の贈与を受けてい…

遺産の分割方法

みなさま、遺産分割にはいくつか方法があることをご存じですか? 遺産分割では、自宅、農地、事業資産といった分割しにくい財産を、いかに公平に分けるかがポイントになります。分割の方法はおもに4つあります。これらを適宜に組み合わ…

遺産分割の方法と、もめないための遺言書作成

相続人が複数いる場合、相続分に応じて各相続人に財産を分配する、遺産の分割が必要です。遺言書があり、分割方法が指定されていれば、それにしたがいますが、遺言が無かったり、あっても相続分の指定しかないような場合には、具体的な財…

特別受益とは?

相続人が亡くなった被相続人から受けた遺贈や一定の贈与を【特別受益】、この特別の利益を受けている相続人を【特別受益者】といいます。 <特別受益になるもの> ・遺贈を受けた ・結婚に際し持参金や支度金をもらった ・独立開業す…

相続民法改正② 遺産分割前に預貯金の仮払を受けられる

現行制度では、遺産分割が終了するまでの間は、相続人単独では預貯金債権の払い戻しができませんでした。今回の民法改正により、一定限度までの払い戻しが受けられるようになりました。(2019年7月から施行)葬儀費用の支払い、生活…

相続の基本 遺産分けの割合はどう決められるの?

相続人が何人かいる場合、誰がどのような割合で財産を取得するのかという【相続分】を決めなければなりません。相続分は被相続人が遺言で指定することができますが、指定がなければ、相続人の話し合いで決めることになります。その時に基…

相続財産に株式がある場合~その分割方法について

株式の相続方法(上場株式の場合) 故人が財産として株式を持っていた場合、基本的には現金化したものではなく、株式の状態で相続することになります。 つまり、被相続人の証券会社の口座から、相続人の証券会社の口座へ、株式の移管を…

預貯金の解約はお早めに!

死亡時に銀行口座が凍結されるのはいつ? 役所に死亡届を出すと、故人の銀行口座は自動的に凍結されるのでしょうか? 自動で凍結されることを懸念して、亡くなる前後に、お葬式代や当面の生活費などを、ATMで50万円(上限)ずつ引…