相続対策

相続税申告~相続財産には何があるか②

相続税申告~相続財産には何があるか①の続きです。 <生命保険> 生命保険は受取人に指定されている人固有の財産で、相続財産には計上しません。ただし、生命保険でも契約内容によっては相続財産に含まれるケースがあります。生命保険…

相続人以外に合法的に財産を渡していくには?

家族以外のお世話になった人に、自分の財産を残したい。そんな時、法律に則って財産を渡すには、どのような方法があるのでしょうか? 自分の財産を渡す方法として、大きく 3つに分けることができます。財産には、不動産や預金だけでな…

夫婦間の居住用不動産贈与 2,000万非課税の思わぬコストに注意!

婚姻期 20年以上の夫婦間で、居住用不動産の贈与もしくは居住用不動産を取得するための金銭贈与が行われた場合、基礎控除 110万以外に 2,000万の控除ができるという配偶者控除の特例があります。長年連れ添った妻への感謝の…

相続税対策で贈与しすぎて、老後の生活は大丈夫?

税制改正で相続税の基礎控除が下がったことや、教育資金贈与、住宅資金贈与、結婚子育て資金贈与などの非課税贈与の情報も増えたこともあり、相続税対策として贈与が注目されるようになっています。 ただ、相続税は下がるが、老後の生活…

養子縁組のメリット、デメリット

娘の婿に財産を承継して欲しい場合や、再婚相手の連れ子に財産をあげたい場合、養子縁組をし相続人になってもらうという方法があります。ただし、相続人以外に財産を残したい場合、遺言で遺贈することも可能です。 メリット・デメリット…

遺産分割 ~ 贈与していたことが原因でもめる? 特別受益に注意!

生前相談にて、「将来もめないために不動産を贈与しておきたい」と相談を受ける場合があります。生前に両親から長男などへ自宅不動産や自社株など大事な資産を、跡継ぎの長男に生前贈与しておけば、相続時は贈与されているので、残った財…

遺産分割 ~ 先祖代々の不動産の相続でもめないために

地方の田舎で、先祖代々の農地・宅地など複数不動産を相続する場合、今の時代でも親と同居の長男が中心に相続する場合が多いのではと思います。 私の実家でもそうですが、不動産は先祖の預かり物という考えで、長男は不動産をもらうとい…

賃貸経営 ~ 借金して物件投資しないと相続税は減らないという誤解?

相続税の基礎控除が下がった関係で、ハウスメーカーなどが遊休土地をお持ちの方に積極的にアパート経営を提案しています。当協会で相続手続をされたお客さんからも、ハウスメーカーから提案されたということで、客観的な意見を聞きに相談…