相続とは、「人が死亡したとき に その人が所有していた不動産や預貯金など財産
上の権利・義務 を 包括的 に 配偶者や子供、兄弟姉妹など
家族関係にある者 が受け継ぐ」 事を言います。
今回は、養子 や 非嫡出子 、離婚 や 再婚 など さまざまな場合についての
子供 の 相続 問題を、お話させていただきます。
現代では、家族の在り方や夫婦の在り方には様々に変化しています。
その為に、第1順位の相続人である 子供 について、
場合によって 相続人になる子供、 相続人にならない子供 がある
ということを少しお話します。
▷離婚
夫婦が離婚し、その間に子供がいる場合、
離婚後もその子供は父親、母親どちらについても相続権を持ちます。
また、その父親または母親が後に他の人と再婚したとしても、
相続権を持ち続けます。親子の関係は切れるものではないからです。