大金を手にした相続人の心理と金融機関からの商品提案

2014年09月15日

依頼された相続手続き業務の預金手続き終了後、銀行や証券会社から商品提案をされ、投資信託・生命保険に加入したとか、現在提案をされているという話を顧客からお聞きすることがあります。金融機関も、低金利や長引く景気低迷による貸し出し金利減などもあり、収益アップのために相続された方に積極的に提案活動をしているようです。

気になるのは、相続された方が商品の良しあしの検討を十分せずに、リスクをよく理解しないまま高額金融商品を購入している点です。

相続で、大金を手にされた方は、独特の心理状態になるといわれたりします。冷静に判断するために、少し冷却期間を置き情報を集めたり、事前に第三者の専門家へ相談するなど、必要なことかもしれません。